群衆心理は恐ろしい

新型肺炎で、マスクが不足している。

花粉症の時期と重なるため、マスクを入手するのに苦労している人も多いだろう。

 

マスクばかりか、トイレットペーパーも店頭にないようだ。

トイレットペーパーについてはほとんど国内生産で在庫も十分にあるため、足りなくなることはないにもかかわらずだ。

 

あなたの家ではトイレットペーパーをどのくらいの期間で使い切るだろうか?

仮に1ダースを2ヶ月で使い切る家庭であれば、丸々1ダース残っていれば2ヶ月持つのだから冷静になってほしいものだ。

 

しかし、現実に店頭やネットではトイレットペーパーを買うことができないではないかと思う人もいるだろう。

それは必要以上に買い込む人がいるからだ。

転売屋のような人だけでなく、トイレットペーパーなど今までさほど気にしなかった普通の人まで余分に買ってしまっているのだろう。

ちなみに、マスクと違い、保管場所をとるトイレットペーパ-に手を出すような転売者は、先が読めない人だろう。

今、高く売ることができたとしても、最終的に、得られる利益額は非常に少ないものとなる。

 

必需品であり、年間を通じて安定的な需要が見込めるトイレットペーパーは、生産計画に沿って淡々と生産する。

無計画に増産すれば、過剰在庫が生じてしまうからだ。

店頭にトイレットペーパーがないのは、デマに踊らされた人々の急な需要増に即対応できないからだ。

今まで、1ダースだけ買っていた消費者が同時期に2、3ダース買えば店頭から消えるのは当たり前だ。

 

だから、トイレットペーパー不足はあくまで一時的なものと冷静に判断し、通常の消費サイクルに戻ればいい。

そうすれば、あなたの見慣れた日常風景にすぐに戻るだろう(トイレットペーパーなど気にしない日常)。

 

集団心理というのは実に恐ろしいものだ。

普段は冷静で良識ある人々までが、感情的に動揺し、深く考えられなくなるのだ。

集団心理に動かされた人に何を言っても通じないことのほうが多いだろう。

 

だから、販売店もトイレットペーパーをどんどん仕入れ、店頭におけばいい(この場合、売れ残った在庫をメーカが引き取るなどの保証があると店舗も仕入れしやすいだろう)。

店頭にものがないということ自体が、集団心理に動かされた人の不安を煽るからだ。

トイレットペーパーが間断なく供給されているのを見れば、消費者も馬鹿らしくなって買い足すのをやめるだろう。

家に10も20もトイレットペーパーを保管しようとは思わないはずだからだ。

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