起業を目指す若い人たち

首都圏の若い人たちのなかで、起業という選択をする人が増えているようだ。
日本経済新聞(2019/7/29 朝刊):大手を退職、起業に道
大手企業でも業績アップが難しい時代だ。
激しい競争にどの企業もさらされており、企業内部でも激しいプレッシャーがある。
チャレンジしたい企画があったとしても何より安全を考える企業ではとおりにくいのだろう(建前ではそんなことはないと言っても)。
上の世代は、俺の時代もそうだったというかもしれない。
しかし、勤めあげれば良いことがあるとは高い確率で言えなくなってきている。
要は耐え難い閉塞感があるのだろう。
『退職すれば安定は失うが、自分がしたいことを第一にやりたい』
だから、若い人が起業にチャレンジしたいと考える気持ちもわかる。
起業を目指す人が増えることはとても良いことだ。
日本は欧米先進国に比べて圧倒的に開業率が低いからだ。
なおかつ、廃業率もダントツで低い。
これは経済が活性化していないことを意味する。
要は新陳代謝が著しく悪いのだ。
若い起業家の皆さんには頑張って欲しいと思う。
そして、皆さんに影響されて起業を目指す人も増えていくだろう。